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他の検査との違い

MRI検査との違い
MRIとは磁気を利用して撮影する機械であり、CTはX線により撮影する機械であり、撮影方法が異なります。
MRIの利点としては、造影剤を使わずに血管撮影が行えます。
MRIの欠点としては撮影に非常に時間がかかることです(約20から30分程度。MRAも合わせて行う場合はそれ以上かかります)。
また、狭い空間の中に20から30分程度横になっていただく必要があるため、閉所恐怖症の方などは検査が行えない場合があります。また、耳元で非常に大きな音が続きますので、それらについても痛みの無い苦痛が伴うことがあります。
一方、マルチスライスCTでは撮影時間が格段に短くなりました(撮影時間は10秒から20秒程度)。またMRAと違い、造影剤を使用して血管撮影を行いますが、今までのCTと比較して造影剤使用量も少なくなりましたので、造影剤に対するリスクは軽減されてきております。(頭部の場合、理論的には8列のマルチスライスCTの半分の量で済むと思われます)また、撮影時の音についてもほとんど気にならないと思います。
PET検査との違い
PET検査は細胞の働き具合をみる検査です。特に癌細胞があるかないかを判断するには有効です。しかしその癌細胞が大凡どの場所にあるかを把握することは 可能ですが、具体的な場所の特定となると難しい場合があります。従ってPET検査で陽性反応が出た場合には、改めてCT、MRIなどで再検査をおこなうよ うになります。
マルチスライスCTでも癌細胞の早期発見が可能です。特に肺がん検査など今まででは発見しにくかった臓器なども早期発見が可能です。マルチスライスCTでは、細胞の形、大きさをみますので、一度の検査で初期診断から、場合によっては確定診断までが可能となり、より正確な情報 を得ることが可能となりました。
但し、X線被爆の問題などにより一度に全身の検査は行えないので、一度に全身の検査を行ないたい場合にはPET検査の方が有効でしょう。
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